夜尿症(おねしょ)【東洋医学で考える】

3歳以上の小児が睡眠中に排尿することです。東洋医学では「小児遺尿」とも言います。
恐怖・過度の喜びなどでたまに遺尿するのは病的でないので、ここでは論じません。
◯タイプ別分類◯
【腎陽虚 タイプ】
・毎晩おねしょする
・発育が遅い
・顔色が白い
・手足が冷たい
・寒がる
・腰や膝に力がない
・唇が淡く白い
【肺脾気虚 タイプ】
・日中の尿の回数が多い
・尿量は多くない
・息切れ
・声に力がない
・動くと汗が出る
・風邪をひきやすい
・食欲がない
・泥状~水様便
【肝経鬱熱 タイプ】
・尿は濃く臭いがつよい
・手足がほてる
・顔が赤い
・唇が紅い
・夜間に歯ぎしりをする
・びくびくする
◯タイプ別解説◯
【腎陽虚 タイプ】
先天的な虚弱体質の小児にみられるタイプです❗
手足の冷えや寒がるのが特徴です。
《養生》
成長し、身体が大きく強くなってくると無くなって行きますが、それを促すためにも“良質な睡眠”が欠かせません❗
日中は体をよく動かして遊び、未就学児なら20時迄には寝ましょう☺️
【肺脾気虚 タイプ】
栄養不足や長期におよぶ咳、呼吸困難、嘔吐、下痢などで身体が弱り、体内の水分をコントロールする働きが低下して生じるタイプです❗
《養生》
体力を回復させることが最優先です❗先ずはしっかり休ませましょう☺️
【肝経鬱熱 タイプ】
身体に余分な熱と余分な水分が貯まっていることで生じるタイプです❗
要因としては、脂っこいものや甘いものの食べ過ぎ。そして、イライラが貯まっていることですね☺️
《養生》
脂っこいものや甘いものを控えましょう☺️そして、外でよく遊ばせて体を疲れさせましょう☺️
◯まとめ◯
自分がどのタイプなのか、大まかな予想は付いたのではないでしょうか😉😉😉
上記の《養生》は、あくまでも体質を正確に分類出来てこその《養生》です。
実際にはもっと正確に細かな体質分類が必要になります。
そして、やはりそれは一定水準以上の鍼灸師でないと難しいので、お近くの"良い"鍼灸院をお選び下さいm(__)m
◯参考◯
『夜になると尿の回数が増える【東洋医学で考える】』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-863.html?sp
『小児の指紋』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-918.html?sp
『子供をアレルギーから守る本』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-245.html?sp
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