生理時の目の痛み【東洋医学で考える】

東洋医学では「行経目痛(こうけいもくつう)」といいます。
生理時に目の鈍痛・異物感などが生じ、甚だしければ目を開けることもできず、角膜混濁をきたすことをいいます。
◯タイプ別分類◯
【肝血虚 タイプ】
・眼球の鈍痛
・頭がふらつく
・目がかすむ
・顔色が蒼白
・動悸
・不眠
・唇が淡い色
【血虚受風 タイプ】
・眼球の痛み
・目の周囲や眉間部がだるく痛む
・偏頭痛
・顔色が蒼白
【肝熱受風 タイプ】
・結膜の充血
・頭痛
・目が痛む
・光を眩しく感じる
・涙が出る
・目の異物感
・目が開けられない
・角膜の混濁
【血凝翳留 タイプ】
・月経時に増悪する角膜混濁および眼球の張った痛み
◯タイプ別解説◯
【肝血虚 タイプ】
東洋医学では体のあらゆるものへの栄養に“血(けつ)”が携わっているという考えがあります。
今で言うところの“血”とは少し意味合いが違うんですね☺️
虚弱体質で経血量が多いために、目の栄養を養う“血”の量が不足して痛みが生じるタイプです❗
《養生》
まず、目を酷使することは避けましょう❗
今なら、スマホなどですかね☺️控えめに(^_^)
そして、イライラも良くありません❗
東洋医学ではイライラが増すと、肝臓の血(けつ)を消耗するという考えがあるんですね☺️穏やかに(^_^)
さらに、赤飯・おはぎ・豚バラ・レバーを積極的に摂ると良いですよ☺️
【血虚受風 タイプ】
経血量が多いために、血が不足して目が栄養されず、それに乗じて風邪を引くことで生じるタイプです❗
《養生》
これも上述の養生法と同じになります。
さらに風邪をひいている状況ですので、質の良い睡眠が大切になってきます❗
【肝熱受風 タイプ】
イライラなどのストレスで身体の熱量が鬱積して生じるタイプです❗
《養生》
普段から身体に熱が貯まりやすい体質ですので、籠りにくくすることと、熱の発散が大切になってきます❗
籠りにくくするためには、まずは睡眠の質の向上が不可欠です❗23時までには寝ましょう☺️
そして発散するために、体をよく動かすことが良いでしょう☺
【血凝翳留 タイプ】
もともと目の疾患のある方が、身体を冷やしたり、身体を乾燥させたりする作用のある薬を長期間使用することで生じるタイプです❗
冷やされることで、身体の巡りが悪くなります。
乾燥することで、身体をクールダウンする働きが悪くなります。
《養生》
薬の影響があるかもしれませんので、一度医療機関で相談してみて下さい。
そして、冷えたケースですと、体を動かすことが良いですね☺️温かくなって熱が奪われないように、保温にも心掛けて下さい。
乾燥したケースですと、身体の潤いを向上させるには、睡眠が重要です❗23時までには寝ましょう❗
◯まとめ◯
自分がどのタイプなのか、大まかな予想は付いたのではないでしょうか😉😉😉
上記の《養生》は、あくまでも体質を正確に分類出来てこその《養生》です。
実際にはもっと正確に細かな体質分類が必要になります。
そして、やはりそれは一定水準以上の鍼灸師でないと難しいので、お近くの"良い"鍼灸院をお選び下さいm(__)m
◯参考◯
『生理痛《頭痛》【東洋医学で考える】』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-470.html?sp
『目のかすみ【東洋医学で考える】』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-750.html?sp
『生理痛《腹痛》【東洋医学で考える】vol.1』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-429.html?sp
『生理痛《腹痛》【東洋医学で考える】vol.2』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-430.html?sp
『生理痛《腹痛》【東洋医学で考える】vol.3』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-431.html?sp
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