面白い記事vol.95『不眠症:鍼灸がメラトニン分泌に効果的というカナダの研究』

ここ最近紹介で、何故か…

不眠症”の患者さんが続きましたσ(^_^;)?

以前から何度も言っているように、「“睡眠の質”は非常に重要です‼️」

本文中にもあるように、睡眠障害は不安障害にも繋がりますし、不安障害の改善は睡眠が関わってきます‼️

そんな、不眠症も鍼灸治療が効果的ですよ~🎵って記事です(^_^)v

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睡眠障害や不眠症に効くとされるメラトニンですが、人間の体内で分泌される「睡眠ホルモン」と呼ばれるホルモンで、

夕方から夜間にかけて分泌量が増加すると言われれいます、このメラトニンが何らかの原因で正常に分泌されなくなると、

・寝付きが悪くなる
・眠りが浅くなる


という症状が現れ、不眠症を引き起こすことになります。

この不眠症に対する主な治療方法としては非薬物療法と薬物療法があると言われます。

非薬物療法の主な治療としては
・睡眠衛生教育
・高照度光療法
・認知行動療法


などが挙げられます。
薬物療法には現在使われているものとして、

・脳の活動を鎮めるタイプ
・睡眠と覚醒のリズムを整えるタイプ
・脳の過剰な覚醒状態を抑えるタイプ


このように睡眠薬の中でも3つのタイプのものがあります。

患者の症状や不眠のタイプにより、医師が薬の種類や量を判断します。

薬物療法に関しては過剰に摂取したり、使い方を誤ると命の危険を伴うため、正しく使うことが絶対的な条件となります。

今までに何度か不眠症の記事を取り上げていますが、今回は鍼灸がメラトニンの分泌量を改善させるというカナダでの医学的研究をご紹介します。

2004年にカナダのオンタリオで行われ、「神経精神医学と神経科学ジャーナル」で発表された研究です。
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18名の不安障害を持ち不眠症を訴える患者に鍼灸の治療を施術する研究を行いました。

5週間の鍼灸治療の結果、睡眠ホルモンとして知られるメラトニンの分泌、睡眠時間、睡眠の質に大幅な改善が見られました。


また、不安障害の症状の改善も見られました。

90%近くの患者が、鍼灸により不眠症が改善するという結果になりました。

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このように鍼灸は不眠症に対する治療効果がとても高いようです。

精神安定剤などの投薬によってさらに寝れない状態になってしまうケースも少なくないでしょう。

今後、鍼灸などの薬を使わない治療にもっと目が向くといいですね。

まずは鍼灸治療というものがもっと身近な存在になり、定期的に通えるような位置づけになってくると患者の数も減り、このような症状や大きな病気の予防に繋がるのではないでしょうか。


◯参考◯
『不眠【東洋医学で考える】』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-563.html?sp

『難聴と睡眠』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-538.html?sp

『睡眠こそ最強の解決策である』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-467.html?sp


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