産後のむくみ【東洋医学で考える】

産後に発生するむくみで、『産後浮腫』といいます❗
妊娠中のむくみが産後にも消失しないものも含まれます。
この“産後浮腫”は一般的なむくみとは原因が異なるので、専門の項を設けて書いていきますm(_ _)m
○タイプ別分類○
【気血両虚 タイプ】
・全身の浮腫
・顔色が黄色っぽい
・唇が淡い色
・爪が蒼白
・頭のふらつき
・目がかすむ
・動悸
・息切れ
・元気がない
・無力感
【脾虚 タイプ】
・顔面や手足の浮腫
・皮膚の色が淡く黄色い
・元気がない
・無力感
・手足が冷たい
・味がない
・食欲不振
・お腹が張る
・泥状便
【腎虚 タイプ】
・全身の浮腫
・浮腫が腰以下に顕著で、圧すると陥凹する
・顔色がどす黒い
・動悸
・息切れ
・手足の冷え
・腰や膝がだるく無力
【気滞血瘀 タイプ】
・足の浮腫から次第にお腹に及ぶ
・胸やお腹が張って苦しい
・抑うつ感
・下腹部の痛みと圧痛
・悪露(おろ)が少なく暗い紅色
【湿熱下注 タイプ】
・下肢の浮腫
・身体が重だるい
・胸苦しい
・お腹が張る
・尿が濃い
・頻尿
・排尿痛
・食欲不振
・腰が張ってだるい
○タイプ別解説○
【気血両虚 タイプ】
分娩時の出血過多で体力が消耗してしまい、身体の隅々までエネルギーを運べなくなって生じる浮腫です❗
《養生》
体力の回復が先決ですね☺先ずは早く寝る💤そして、栄養のあるものをよく噛んで食べて下さい❗少しずつ体力がついてきたら、ウォーキングなどの軽い運動も行って下さい(^.^)
【脾虚 タイプ】
もももと消化器系の働きが弱い体質、生ものや冷たい物を好んで摂取することで、消化器系の働きが弱り身体に余分な水分が貯まってしまい浮腫が生じるタイプです❗
また、妊娠時の浮腫の治療を誤ってしまい、身体に余分な水分が停滞してしまい生じるタイプです❗
《養生》
胃腸に負担を掛けないことが重要です❗油っこいものや味の濃いもの、また生ものや冷たいものは避けた方が良いですね☺️
食事はよく噛んで、ゆっくり食べるように心掛けて下さい(^_^)
【腎虚 タイプ】
疲れやすいなど、体力が乏しい体質の人が出産することで更に体力を奪われ衰弱し代謝が下がることで浮腫が生じるタイプです❗
《養生》
このタイプは睡眠の質が最重要です‼️
23時迄には寝るようにしましょう💤また、睡眠の質を落とさないためにも、寝る前は交感神経を刺激するような行動は避けて下さい‼️
【気滞血瘀 タイプ】
精神的な抑うつにより身体の巡りが悪くなることで生じるタイプです❗
《養生》
イライラ😡やクヨクヨ😞など精神的なものは、なかなか直ぐには解決しにくいと思います☝️
そのような時は体を動かすと良いです☺️激しい運動をする必要はないです❗ウォーキングなどの軽い運動が良いですね🎵
【湿熱下注 タイプ】
身体に余分な水分と熱分が貯まっている体質の人が、飲食などで更にそれら水分と熱分が増し、浮腫が生じるタイプです❗
《養生》
脂っこいもの、味の濃いもの、甘ったるいものは控えるようにしましょう❗
そして夜更かしは身体の熱分を助長させますので、23時迄には寝る💤ようにしましょう✨
○まとめ○
自分がどのタイプなのか、大まかな予想は付いたのではないでしょうか😉😉😉
上記の《養生》は、あくまでも体質を正確に分類出来てこその《養生》です。
実際にはもっと正確に細かな体質分類が必要になります。
そして、やはりそれは一定水準以上の鍼灸師でないと難しいので、お近くの"良い"鍼灸院をお選び下さいm(__)m
○参考○
『不妊【東洋医学で考える】vol.2』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-425.html?sp
『生理痛《腹痛》【東洋医学で考える】vol.2』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-430.html?sp
『生理痛《頭痛》【東洋医学で考える】』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-470.html?sp
○お願い○
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