首の痛み…頸項(けいこう)痛【東洋医学で考える】

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東洋医学では首の前の部分を「」、後部を「」と言うので「頚項痛」です❗

以前に紹介しました「項強」(https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-700.html?sp)と同時に症状が出現するのですが、

項強は痛みを伴うのですが、こわばりが主体となります。

逆に、頚項痛もこわばりを伴うことがあるのですが、こちらは痛みが主体になるものです❗

今回も“首の痛み”に対して東洋医学ではどのようにとらえているか解説していきたいと思いますm(_ _)m


○タイプ別分類○


【外感風湿 タイプ】
・頚項部がこわばって痛む
・悪寒
・発熱
・汗が出るが解熱しない
・頭痛
・頭重感
・全身の痛み


【風熱挾痰 タイプ】
・頚項部の痛み
・悪寒
・発熱
・喉が痛い
・口が渇く
・首のリンパ節が腫れ、触れると硬い。ひどい場合は、赤く腫れて破れる


【挫傷 タイプ】
・片側の頚項部が痛む
・頚項部に重圧感がある
・痛みが背中に放散する
・首を動かすと痛みが増す。ひどくなると、深呼吸、咳、くしゃみで痛みが増強する


【落枕 タイプ】
・片側あるいは両側の頚項部が痛む
・首を動かすと痛みが増強する
・背中、肩に痛みが放散する


○タイプ別解説○


【外感風湿 タイプ】
湿度の高い環境で生活している人が風邪をひいて巡りが悪くなって生じるタイプです❗

《養生》
部屋の湿度を見直してみて下さい。
また、風邪をひいているので“早寝、温かくして水分補給”ですね❗


【風熱挾痰 タイプ】
の性質が強い風邪をひき、さらに身体に余分な水分が貯まっている状態から生じるタイプです❗

《養生》
こちらも風邪の対処法が症状の緩和に繋がりますが、水分の取り過ぎには注意ですね❗喉が渇いた感覚で摂取するようにして下さい☺☺☺


【挫傷 タイプ】
ねんざ”と言われる部類ですね❗
交通事故などでの「むち打ち」や両腕を突然上げたりなどで、首の筋肉を損傷して生じるタイプです❗

《養生》
しっかりと怪我、外傷を診れる先生にまずは診てもらって下さい。
鍼灸でも当然診れますので、しっかりと診れる鍼灸院を訪ねてみて下さい☺☺☺


【落枕 タイプ】
いわゆる“寝違い”です❗

《養生》
東洋医学的にしっかりと治療の出来る鍼灸院で診てもらっては如何でしょうか☺☺☺


○まとめ○
自分がどのタイプなのか、大まかな予想は付いたのではないでしょうか😉😉😉
上記の《養生》は、あくまでも体質を正確に分類出来てこその《養生》です。
実際にはもっと正確に細かな体質分類が必要になります。
そして、やはりそれは一定水準以上の鍼灸師でないと難しいので、お近くの"良い"鍼灸院をお選び下さいm(__)m


○参考○
『首や首から背中にかけてのこわばり…項強(こうきょう)【東洋医学で考える】』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-700.html?sp

『面白い記事vol.73『頚部脊椎症に投薬よりも鍼灸に期待がもてるという海外のレポート』』
https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-698.html?sp



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