『掣痛』

久しぶりに『痛みの性質』のカテゴリーからの話です。
暦で"冬"になり体調にも変化が表れてきた加減でしょうか、
「足をよくツルんです~(>_<)」
「こむら返りをよく起こすんです~(>_<)」
という患者さんが居られましたので…m(_ _)m
患者さんは「○○が痛いんです~(ToT)」と来院されますが、痛みには種類があります❗
その種類によって身体の状態が把握出来て、私達鍼灸師は治療が出来るんです✌️
だから「何か、痛いねん( `Д´)/」という方が時々居てますが、正直困るんですよね_(^^;)ゞ
そして今回の題名になっている『掣痛(せいつう)』は、上記のような"こむら返り"が、まさにこの痛み‼️
"引っ張られるような痛み"です(^.^)
東洋医学では、この痛みの性質を聞くと…
『筋脈失養・筋脈阻滞』
と捉えます(^_^)
漢字からイメージ出来るかと思いますが、
筋肉、血に栄養が足りていない状態❗
筋肉、血に届く栄養が滞り、届いていない状態❗
です(^_^)
そして"五行"のシリーズで出てきました『五主(体)』。
『"肝"は"筋"を主(つかさど)る』
ですから、この『掣痛』は肝の病と密接に関連する‼️
んですね(^.^)
「こむら返りを頻繁に起こすんです~(>_<)」と病院に受診した時に…
「芍薬甘草湯を処方されました❗」
というケースに出会うことが度々ありますが、
これって"肝"に作用する漢方薬なんですよね(^_^)
西洋医学って症状に対して処方するので…
こむら返り=芍薬甘草湯
になってますけど、漢方薬って東洋医学の薬💊
ということは、本来は東洋医学の診察手順を踏んで処方しないとダメなんですよね❗
だから「効いた~(^-^)/」「効かなかった~(>_<)」ってことが生じちゃうんですよね( `Д´)/
その辺の話を続けて書き出すと、大きく脱線して長くなりそうですので、今回はここまでで~すm(_ _)m
掣痛を頻繁に起こす方❗
…
「"肝"悪い人ですよ~(^.^)」
○参考○
『肝vol.1』
『肝vol.2』
『肝vol.3』
『"葛根湯"飲んじゃった~』
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