不眠【東洋医学で考える】

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・寝つきが悪い。
・すぐに目が覚めてなかなか寝付けない。
・ひどい時は夜通し眠れない


という状態も今回の『不眠』に含まれます‼️

異常な暑さや寒さ、不適当な寝具、睡眠前の興奮性の飲料摂取、精神的刺激や考えごとなどで、たまに睡眠不足になる場合は病態ではありません。また、痛み、咳、痒みなどで眠れないものも本範疇には入りません❗


【心陰虚 タイプ】
・なかなか寝つけない
・動悸
・焦燥感
・夢をよく見る
・物忘れ
・一定の時間に発熱する
・寝汗
・手のひらや足の裏がほてる
・口や喉の乾燥感

【心腎不交 タイプ】
・寝つきが悪い
・ひどい時は夜通し眠れない
・頭のふらつき
・耳鳴り
・一定の時間に発熱する
・寝汗
・手や足の裏が熱くなる
・物忘れ
・夢をよく見る
・腰や膝がだるい
・精液が漏れる

【心脾両虚 タイプ】
・眠りが浅い
・夢をよく見る
・よく目が覚める
・顔色にツヤがない
・倦怠感
・息切れ
・話をするのがおっくう
・動悸
・物忘れ
・食べる量が少ない
・泥状便

【胆気虚 タイプ】
・怖くて一人で眠れない
・寝ていても驚きやすい
・人に捕まるような気がする
・びくびくする
・頭のふらつき
・目まい感
・よくため息をつく
・苦い水を嘔吐する

【肝胆鬱熱 タイプ】
・眠りが浅い
・夢をよく見る
・よく目が覚める
・イライラ
・怒りっぽい
・みぞおちや季肋部が張って苦しい
・ため息が多い
・口が苦い
・目の充血
・尿が濃く少ない

【痰熱擾心 タイプ】
・眠りが浅い
・夢をよく見る
・よく目が覚める
・焦燥感
・不安感
・胸が苦しい
・痰が多い
・悪心
・口が苦い
・口が粘る

【心火 タイプ】
・不眠
・夢をよく見る
・胸が熱い感じがする
・動悸
・顔が赤く熱い
・口が苦い
・口内炎
・尿が濃く少ない
・排尿痛

【余熱擾膈 タイプ】
・じっとしていられない
・寝つきが悪い
・焦燥感
・胸がつまって苦しい
・飢餓感
・胸やけ


○タイプ別解説○

【心陰虚 タイプ】
東洋医学で言う内臓、五臓六腑の『心(しん)』の消耗によって不眠が生じるタイプです。『心』の消耗の大きな要因は、過剰な心労ですね‼️
『心』については以前に『五臓六腑』というカテゴリに記事を書いています。下にリンクを貼っていますので、そちらを参考にしてみて下さいm(_ _)m

《養生》
過剰な心労が原因ですので、根本的な解決としては「悩み事や心配事を解決して下さい‼️」ですが、なかなか難しいと思います。そんな方は、昼間に体をよく動かすように努めて下さいm(_ _)m


【心腎不交 タイプ】
上に出てきました『心』。そしてまた五臓六腑の『腎』。東洋医学の生理学的な考えでは、この二つは互いに補助仕合いながら活動しているのですが、『腎』が消耗することによって『心』の働きが異常を起こして不眠になるタイプです。

《養生》
『腎』の消耗が根本的な要因です❗『腎』の消耗は加齢、睡眠不足、過労、セックス過多が挙げられます❗
思い当たる部分は養生して下さいね😃また根菜類、ネバネバした物や黒い物(黒ゴマや黒豆など)は『腎』を補う食べ物ですので、積極的に食べる🍴と良いと思います🎵


【心脾両虚 タイプ】
『脾』の働きが弱ることで『心』への栄養が乏しくなり不眠に陥ってしまうタイプです。
『脾』とは心身の栄養を作ってくれるところです。西洋医学的な表現をすると"消化器系"にあたります❗(下のリンクから『脾』の働きを参照してみて下さいm(_ _)m)その『脾』の働きが弱ることで心身のエネルギーが足らなくなり、当然『心』にもエネルギー不足が生じて不眠になるんですね😃

《養生》
『脾』が弱る要因としては疲労や思い悩んだりなどが強くなることで、消化器系の働きが落ちてしまっています。
体力的に落ち込んでいますので、休息が第一‼️そこに胃腸の弱りがありますので、早食いをせずにゆっくり食べることを心掛けて下さい。また生ものは良くないので、火の通ったものをよく噛んで食べるようにして下さいm(_ _)m


【胆気虚 タイプ】
"心身一如"という言葉があるように、東洋医学では"心(こころ)"と"身(からだ)"は繋がっています‼️だから心(こころ)の部分である感情と五臓六腑は繋がっている❗と考えています😉
『胆』の働きが虚しくなると驚きやすかったり、恐怖を感じたりしやすくなります‼️
「怖くて寝れません😱」というのが、まさにこの胆気虚タイプですね😱😱😱

《養生》
言葉にするのが非常に難しいのですが、上の"心身一如"の言葉を用いて…
"身体"を鍛えてあげることで、精神面もタフになる‼️ということです💪


【肝胆鬱熱 タイプ】
悩みや怒りにより、身体の巡りが悪くなったり、過度の飲酒で身体に余分な水分と熱が貯まって不眠になるタイプです。

《養生》
根本的には悩み事を解決したり、穏やかな心を持つことが解決につながりますが、実際問題なかなか難しいと思います。ですから、体をよく動かす(楽しく😉)事が大切になります🏃


【痰熱擾心 タイプ】
胃腸の弱り脂っこいもの、甘いものの食べ過ぎで、身体の中に余分な水と熱が貯まり不眠になるタイプです。

《養生》
脂っこいものや甘いものを控えた方が良いでしょう❗更に胃腸に負担を掛けないということで、生ものを控えて火の通ったものをよく噛んで食べると良いでしょう😋😋😋


【心火 タイプ】
心労によって、上でも出てきました『心』が不安定になり不眠になってしまうタイプです。

《養生》
こちらも上述のように、昼間に体をよく動かすと良いでしょう🏃


【余熱擾膈 タイプ】
風邪や病気などで熱病になり、その後期で熱が取りきれずに、身体の中で熱が残ることで生じるタイプです。

《養生》
残った熱を治すことが大切です❗風邪や病気などで他にも症状があるはずですので、症状を押さえるのではなく、根本的に治療してもらうことをオススメします‼️そのためにも、良い鍼灸院で診てもらうと良いのではないでしょうか😉😉😉


○まとめ○

自分がどのタイプなのか、大まかな予想は付いたのではないでしょうか😉😉😉

上記の《養生》は、あくまでも体質を正確に分類出来てこその《養生》です。
実際にはもっと正確に細かな体質分類が必要になります。
そして、やはりそれは一定水準以上の鍼灸師でないと難しいので、お近くの"良い"鍼灸院をお選び下さいm(__)m



○参照○
『五臓六腑』

『心と身(からだ)』


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