同病異治

前回の「弁証」という作業が、東洋医学の治療に於いて大変重要ですよ!!という話の続きです。


"腰痛"を例に出してみましょう。


他にもいろいろあるのですが、「肝腎陰虚証の腰痛」と「脾腎陽虚証の腰痛」を例にあげると、


肝腎陰虚の腰痛は、肝臓と腎臓の陰の気が弱った(虚しい)状態。

簡単に表現すると、何時も私が患者さんに言う"のぼせてる"状態から生ずる腰痛ですね!!("のぼせてる人"皆が、肝腎陰虚証ではないですよ!!)


脾腎陽虚の腰痛は、脾臓と腎臓の陽の気が弱った(虚しい)状態。

胃腸や下半身を支える力が弱って生ずる腰痛ですね!!


この様に、痛みの原因が違うと、当たり前ですが、治療方針も違ってきます。

これまた単純に、肝腎陰虚の腰痛の場合、"のぼせ"が原因になるので"のぼせ"を下げる。肝陰・腎陰を補う。という、引き算をメインに治療を行います。

脾腎陽虚の腰痛の場合は、脾と腎の陽気を補う。足し算メインの治療を行います。

引き算と足し算、全く逆の治療プランになってきます。


当然、使う経穴(ツボ)も変わってきます。


西洋医学での治療は、薬や注射による痛み止め("止める"であって"治す"ではない)が、どのパターンの腰痛でも、だいたい同じ様に施されます。


また、同業の方でも詳しく原因を探らずに鍼や灸を行う治療所!!

痛み止めに近いものがあるかもしれないですね~!!「慰安鍼」とでも言いましょうか・・・


結果的に足し算と引き算を間違えて治療していたりするのですね!!


だから、『効く人』・『効かない人』が出てくるのです!!


なんか途中から話の内容が逸れてきましたねσ(^_^;




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