便秘【東洋医学で考える】vol.2




前回の記事
の続きです
(https://blogs.yahoo.co.jp/umedahari/15476724.html)

それぞれのタイプ別の養生です


【胃腸実熱 タイプ】
胃腸に熱がこもって便秘を生じるタイプです。
臨床的には熱を持つ原因が3つあります。

1.冷えて風邪をひいた
ものが体内で熱
へと転化したもの。冷えが熱に変わるというのは、東洋医学独特の考え方ですね


2.これはダイレクトに熱の風邪です。夏風邪をイメージしてもらえると良いのではないでしょうか


3.辛いものや味の濃いものを食べ過ぎて
胃腸に熱が貯まってしまったもの


《養生》
風邪引きから出ているタイプは風邪が治れば解消されるでしょう❗ですから
本当の意味
で風邪を治すように努めて下さい。
辛いものや味の濃いものを取りすぎている方は単純に控えて下さい
サッパリしたものを、よく噛んで食べると良いでしょう



【肝脾気滞 タイプ】
悩み事などの考え事で気持ちが晴れず
に、気持ちの切り替えが出来ていなかったり、長時間座りっぱなしで、身体の巡りが悪くなって生じる便秘ですね


《養生》
気持ちの方からにせよ、実際の身体の動きの方にせよ、巡りが悪い状態ですので、身体を動かしてあげる事が大切です

一番のオススメはブラブラと散歩が良いですね



【脾肺気虚 タイプ】
消化器の働きが弱くなることで、大腸の伝送する運動また潤いが弱まり便秘するタイプですね。妊婦さんや体が虚弱な方に多いタイプです

数日間排便がないのに腹部に苦痛がなく、排便時に汗が出て息切れし、排便後の疲労感が出るのが特徴ですね。また、便は大きく円柱状であるのも特徴です


《養生》
消化器系に負担をかけないようにすることが鉄則です。
生ものや冷たいもの
、体を冷やすようなものは避け、火のよく通ったものをよく噛んで食べるようにして下さい

それから東洋医学では、手足は胃腸と密接な関係にあるとされています。手をよく振って歩く
と胃腸の働きも良くなるでしょう!


【脾腎陽虚】
虚弱なお年寄りの方に多いタイプですね
体力が落ち、元気を出す力が衰える
ということは、体の中(内臓)の働きも衰え、大腸の伝導する働きも落ちることで便秘を生じます


《養生》
元気が無くなってる状況ですので、単純に元気を付けてあげることが先決です

その為には"質の高い睡眠"が欠かせません
遅くても23時までには寝ないといけませんね
眠りが浅かったり、睡眠の質が悪い方は昼間によく体を動かすことですね

それから、栄養価の高いものをよく噛んで食べると良いでしょう



【血虚陰虚】
病で熱が出た後や嘔吐・下痢、または不正性器出血などにより、血を含めた体の水気を消耗して、腸管内の潤いが無くなり便が停滞して発生します


《養生》
熱病や嘔吐下痢がある場合は当然、そちらの改善を優先的に行わなければなりません

全体的な養生としては東洋医学で言うところの"血(けつ)"を消耗しないようにすることが大切です
細かな作業
に没頭したり、目の使い過ぎ
や気の使いすぎ
は"血"を消耗します

赤飯やおはぎ、レバーや豚バラは消耗した"血"を補うのに良いですね




最後に…

前回も書きましたが、あくまでもこれらは大まかな分類です


治療する際には、細かく…正確に…体質を把握するために、更に細かなチェック項目により分類していきます


前回載せたチェック項目で、「私はこのタイプかなぁ~」と予想が付いた方

今回の養生は正確にタイプを分類出来てこその養生です


見立てを間違えて養生を行うと悪くなる怖れも十分有り得ますので注意して下さいよ


正確なタイプを知りたい方はやはり、"ちゃんと診れる"良い鍼灸院で一度診てもらうことをお薦めしますね




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