面白い記事 vol.23『鍼灸は主流の治療に移行中 - アメリカ』

前回の記事


面白い記事vol.22『婦人科系の炎症に鍼と灸の併用が有効 』
(https://blogs.yahoo.co.jp/umedahari/15456609.html)

冒頭に少し触れましたが、日本では"鍼灸"に対する理解度が、医療従事者の間でも非常に低く、


実際、鍼灸師でさえ
「○○病って鍼灸で治療できるんですか?

「△△の症状、鍼灸に効くんですか?

みたいなことを言う鍼灸師が多数です


鍼灸師でさえこの状況ですから当然、他の医療従事者の方からも認めてもらえないですし、

強いては、一般の方にも理解してもらえないのも当然の結果です


これは認める側の問題も往々にあると思いますが、我々鍼灸師…理解してもらう側にスキルの低い人が多い
ことも大きな問題だと個人的には感じています


そんな日本では認知度の低い"鍼灸治療"ですが、海外ではやはり、「良いものはいち早く取り入れよう
」という動きが盛んなように感じます


そこで、そんな記事
がありましたのでご紹介m(__)m




医師が痛み止めの薬物を処方する代わりに鍼灸を推奨するようになったアメリカで、美と健康のための情報誌サイトが最新情報を紹介しています。(シェイプ)

大多数の医師は鍼灸の専門教育を受けていませんが、患者に鍼灸治療を勧める立場になっている、というのが2018年のアメリカの医療状況です。

開業医は必要に迫られてさまざまな鍼灸情報を求め、全米各地の大学医学部では、鍼灸の可能性をあらためて探求する研究が増えているようですね。

アメリカでは今、フランチャイズの鍼灸院が増えていますが、みんな同じではなく、じつは中国式、日本式、韓国式の3つのタイプの鍼灸治療があるんですね。

ハーバード大学医学部のジョセフ・オーデット博士は、一般の人が鍼灸治療を受ける前に知っておくべき基本について説明しています。

 
鍼灸治療の基本は、対応する身体の部分に関連すると考えられる特定のツボに鍼を入れるというところでこれは共通です。

違いについて述べている部分を以下に引用します。

[colored_box color="green" corner="r"]
The main difference is in the needles themselves and the placement of them. Chinese needles are thicker and inserted deeper into the skin; practitioners also tend to use more needles per ses¬sion and cover a wider area across the body.
[/colored_box]

要点は以下のようになります。

◆主な違いは、鍼自体とその配置である

◆中国の鍼は太く、皮膚に深く挿入される

◆セッションごとにより多くの鍼を使用し、体の広い領域をカバーする傾向がある

 
それに対して、日本の鍼は、経絡とツボに焦点を当てて細い鍼を軽く肌に押し付ける、と紹介されています。

韓国の鍼はというと、治療しようとする状況に応じて、4本の細い鍼を戦略的に配置するそうです。

3つそれぞれにメリットがありますが、鍼の刺さる感覚に神経質になってしまう初心者は、日本式か韓国式がいいとのことです。

 ~ 中略 ~

アメリカでは、ますます鍼灸治療がメジャーになってきているようですね。

おそらく日本でもそのようになっていくのではないかと思います。

 
今回の記事の詳細は「シェイプ」のサイトをご参照ください。




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