高音が出せない(>_<)

先日、歌を歌う患者さんから、

「高音が出し辛いので治療して欲しい!」

と言うことで、治療しました。

結果は良好
!!

患者さん自身が声の出やすさを感じ、また練習の場で同僚の方からも

「声の調子良いねぇ~
♪」

と言ってもらえたそうです!!

そこで・・・


『そんな症状も鍼で治療出来るんだよ~(^3^)/』


って事を知ってもらおうと、他の方にも話をすると、

「何処に鍼刺すの?」
「喉に鍼刺すの?」
「声が出やすくなるツボってあるの!?」

などの質問を受けます。

答えは勿論、喉には刺していません!!

刺した場所は手に一本、足に一本。
それから最後に背中に二本。
それで終了です!!

そして"声が出やすくなるツボ"なんてありません



では何故に声が出やすくなったか
!!


以前にも話したと思うのですが、本来の鍼灸の治療とは、

心身を正しい位置に戻す事!!
(ここで言う"位置"と言うのは、器質的な"位置"でなく機能的な"位置"ですよ。)

そして体に出て来ている症状と言うのは、


正しい位置から離れてしまっている情報源。


どちらに、どのくらい正常な所から離れているか!って事ですね。

そして"ツボ"は、正常位置から離れた身体を正常な位置に戻すためのツール。

例えばAのツボは左に2マス進みます。Bのツボは上に1マス進みます。

・・・みたいな感じで決まっているんです!!

だから、患者さんの身体がどの方向にどのくらい、正常な位置(中心、中庸)から離れているかを捉える事が出来れば、

症状が出ている場所と全く違う場所 (例えば右半身に症状があっても左半身、下半身に症状があっても上半身) に刺しても、症状が改善されるんです!!

そしてそれが鍼灸治療の面白いところなんですね(^3^)/
("面白い"って言ったら怒られますねm(__)m)

だから鍼の刺す本数が増えるとお互いの"ツボ"の効果を相殺しあって、"本来のツボ"の効果は得られないんですね!
(多く刺した方が患者さんは「やってもらった!」感は出ますけどね・・・)

少し話がややこしくなりましたが、

少ない本数の鍼灸で、様々な症状に対して治療していくのが、
本来(古来)
の鍼灸治療の姿なんです!


皆さんが「この症状は鍼灸では治療出来ないでしょ~!?」

と思っている症状でも意外(意外じゃないんですけど・・・f(^^; )と鍼灸治療で効果を現しますので、

当院でも構いませんし、お近くの鍼灸院に問い合わせてみては如何でしょうか?


長年の患いが解消されるかもしれないですよ(^3^)/







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