春の養生

前回のブログ『雨水』( http://m.blogs.yahoo.co.jp/umedahari/12067404.html )や過去のブログでも"養生"が非常に重要である事を書いて来たと思います。

そこで今回は『春
の養生』という事で、東洋医学のバイブルと言える【黄帝内経素問】。その中の『四季調身大論』をご紹介!


春三月、此謂発陳。

天地倶生、万物以栄。

夜臥早起、広歩於庭、被髮緩形、以使志生。

生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。

此春気之応、養生之道也。

逆之則傷肝、夏為寒変、奉長者少。



春の三ヶ月は、万物が古いものを推し開き、新しいものを出す季節です。
天と地の間の気が発して全てのものが栄えてきます。

夜は少し遅く寝て朝は早く起きる。庭をゆったり歩き髪を解きほどき衣服を緩め心身を伸びやかに活き活きとする。

生かして殺すことなく、与えて奪うことなく、誉めて罰することがないようにしましょう。

これが春の気に応じた養生の道である。

もしこの教えに逆らえば肝の蔵を傷付け、夏に寒邪の病に侵される。夏の気に対する気が少なくなる。



ちょっと難しい内容だったかもしれないですね(^_^ゞ

春の養生について記載されている内容ですが、

単純に季節の春
の養生に関する内容だけではないのは、解ったでしょうか♪



まさに『養生』!!

"生きるための養い"

"生かすための養い"

です!!

東洋医学は奥が深い
!メチャクチャ深い


だから面白い
!!






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コメント

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No title

この説明は素人には難しくない?何故夏に寒邪?この辺を伝えてあげなくては患者さんにも先生のブログで学習してる先生方にも??でしょうね。

No title

レン先生。
確かに難しいですよねぇ~(^_^ゞ

僕が注目して欲しかったのは、

「生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。」

の一文なんですf(^^;