やはり!!土用!!

やっぱり"土用"だなぁ~!!、って感じます。何度も言っていますが、『土用』は、胃腸が弱る時期です。当治療院でも"土用"の影響で、お腹の調子を落としている患者さんが、増えている傾向です!!症状はいろいろありますが、胃腸の調子が落ちているにもかかわらず、胃腸に負担をかける事で(例えば、食事やストレスなど)、直接、お腹への症状だけではなく、様々な身体の不調(身体がだるい・膝が痛い・腰が重いなど...

『土用』

只今、『土用』真っ只中です!!土用は各季節の変わり目に訪れる時期です。東洋医学の「五季」で『長夏』にあたります。「五臓」では『脾』に対応します。つまり、「土用」は「脾」が弱る時期なのです!!「脾」は、前回言いましたが、西洋医学での消化器系全般に相当します。(詳しい内容は、後日紹介しますm(_ _)m )土用と言えば「土用の丑の日」が有名です。「鰻を食べないと!!」と思っている方が多いですよね!!ご存知の方も多い...

今日からですよ~!!

今日から『土用』ですね~!!以前話した、"五行"、「木・火・土・金・水」の『土』です!!"五臓"では「脾」に対応します。東洋医学的に、この『土用』の時期は、「脾」が弱る時期なのです!!「脾」は、単純に表すと、西洋医学で言う"消化器"系全般を指します。つまり、この時期は消化器系、胃腸が弱る時期なのです!!養生して下さいm(_ _)m患者さんには、詳しい内容を日々の治療で話していると思います...

顛倒(てんどう)

「真理とは反対の見方、間違った考え方」と言う事を意味する言葉です!!仏教の世界で、"三顛倒"や"四顛倒"、更に"七顛倒"や"八顛倒"と言う言葉があります。私が普段治療院で患者さんを診ていて、「通ずる物があるなぁ~!!」と、どれも非常に感銘を受け、共感した内容ばかりですが、『四顛倒』について少し・・・●四顛倒● ・常顛倒:世の中が不変だと考える ・楽顛倒:今が楽しければよい ・...

占い師?vol.2

前回の『四診法(四知の術)』について・・・望診(神技): 視覚を通じて全身および局所の状態を観察する事。聞診(聖技): 聴覚や嗅覚を通じて病態を観察する事。問診(工技): 現在の問診と同じです。患者さんや家族から疾病の発生や発展の経過、現在の症状の状況などを詳しく尋ねる事。切診(巧技): 脈を診たり、腹を診たり、現在の触診にあたります。鍼灸の治療を行う時、これらの診察法を用いて、診断する(証をたてる)の...

占い師? vol.1

患者さんを治療していて、頻繁に「先生、何で解るの?占い師みたい!!」「占い師出来るで!!」って言われます(^。^;)当たり前ですが、占い師ではないです(^_^;)鍼灸師の先生なら、普通に出来る事なのです!!鍼灸治療を行う際の診察法として、『四診』と言うものがあります!!『四診』とは四つの内容から成る診察法です!!望(ぼう)診聞(ぶん)診問(もん)診切(せつ)診     の四つです!!患者さんに「占い師みたいに、何故解るの?」って...

病、膏肓に入る

①治療のほどこしようのないほど病気が重くなる②何かに熱中して抜け出せなくなるたとえ《Yahoo!辞書》頭の先から足の先まで、身体には数多くの"ツボ(経穴)"があります。それぞれ名前が付いているのですが、なんと!! 『膏肓』と名の付いた経穴があるのです!!経穴の場所は、背中!!第4・第5胸椎棘突起間の外3寸。その一つ下、第5・第6胸椎棘突起間の外3寸に『神堂(しんどう)』という経穴があります。この経穴...