生理時の目の痛み【東洋医学で考える】

東洋医学では「行経目痛(こうけいもくつう)」といいます。生理時に目の鈍痛・異物感などが生じ、甚だしければ目を開けることもできず、角膜混濁をきたすことをいいます。◯タイプ別分類◯【肝血虚 タイプ】・眼球の鈍痛・頭がふらつく・目がかすむ・顔色が蒼白・動悸・不眠・唇が淡い色【血虚受風 タイプ】・眼球の痛み・目の周囲や眉間部がだるく痛む・偏頭痛・顔色が蒼白【肝熱受風 タイプ】・結膜の充血・頭痛・目が痛む・光を...

手足の冷え【東洋医学で考える】

東洋医学では「手足厥冷(てあしけつれい)」といい、また「厥逆」とも呼ばれ、手足から肘・膝までの冷えを言います。症状の程度が軽いものを「手足清冷」「手足不温」と言ったりします。今回はこの「手足厥冷」についてですm(_ _)m◯タイプ別分類◯【陽虚 タイプ】・手足が冷え甚だしければ肘や膝まで冷える・寒がり体を縮めて寝る・顔面蒼白・元気がない・不消化下痢・関節の痛み【熱邪内鬱 タイプ】・手足の冷え・汗をかかない・...

精液減少症【東洋医学で考える】

東洋医学では『精液清冷(せいえきせいれい)』と言います。精液が薄く量が少ないことで、男性不妊の主な原因の一つとされています。◯タイプ別分類◯【腎気不足 タイプ】・精液が薄く量が少ない・身体虚弱あるいはやせる・顔色に艶がない・無力感・息切れ・腰や膝がだるく無力・脱毛・歯がぐらつく・頻尿・夜間多尿【沈寒痼冷(ちんかんこれい) タイプ】・精液が薄く量が少ないあるいはゼリー状の塊をまじえる・陰部や股間の冷え・手...

手足のひきつり【東洋医学で考える】

東洋医学では『四肢拘急(こうきゅう)』と言います。手足の筋肉が収縮してひきつり、屈伸しにくい状態を言います。◯タイプ別分類◯【外感風寒 タイプ】・悪寒・発熱・頭痛・身体痛・自然と汗をかく。あるいは汗をかかない。・首から背中がこわばる・手足のひきつり【寒湿 タイプ】・頭が締め付けられるような感じ・手足が重だるい・上腹部が張って苦しい・食欲不振・顔がむくみ暗い色・手足が冷える・手足のひきつり・関節痛・筋肉...

早漏【東洋医学で考える】

東洋医学では「早泄(そうせつ)」といいます。早泄とは、性交前あるいは性交早期に射精し、勃起が持続しないため正常な性交が出来ないことを指します。早泄と「陽萎(https://umedahari.blog.fc2.com/blog-entry-868.html?sp)」は密接な関係があり、病気の原因・病理機序・治療法がよく似ているが、症状は異なります。早泄は射精が早いために性交を続けることが出来ないのに対し、陽萎は勃起しないか勃起不全のために性交が出来ない...

インポテンツ・ED(勃起不全)【東洋医学で考える】

東洋医学では「陽痿(ようい)」「陰萎(いんい)」と言います❗陰茎の勃起不全あるいは勃起が持続しないために性交が出来ないことを指します。老人で性機能が減退するのは生理的な現象で病態ではありません。(東洋医学では64才を一応の目途としています)「早漏」のことを東洋医学では「早泄(そうせつ)」と言いますが、「陽痿」と「早泄」は異なります。「早泄」は性交時に勃起するがすぐに射精してしまい、勃起が持続しないために正常...

夜になると尿の回数が増える【東洋医学で考える】

『夜間多尿』といい、夜間に尿の回数と量が増えることを指します。一般に、夜間の排尿回数が2~3回以上、あるいは夜間の尿量が1日の1/4を越えるものを言います。甚だしければ夜間の尿量が日中の尿量と同等かそれ以上になることがあります。日中は排尿が正常で、夜間に回数と量が増えるのが特徴です❗◯タイプ別分類◯【腎陽虚 タイプ】・夜間の頻尿と尿量増加・排尿後の尿漏れ・尿失禁あるいはおねしょ・耳鳴り・聴力低下・腰や背中...

肥満【東洋医学で考える】

東洋医学では「肥胖(ひはん)」と言います。頭のふらつき・無力感・物を言うのがおっくう・息切れなどの症状を伴うことが多いです❗身体が太っていても、顔色がよく元気で、診察しても特段異常の無いものは、肥満の範疇には入りません。◯タイプ別分類◯【痰湿内蘊 タイプ】・肥満・摂食量が多い・甘い物や脂っこい物を好む・胸や腹がつかえて苦しい・平素から痰が多い・身体が重くだるい・暑がる【気虚 タイプ】・肥満・息切れ・話...

歯ぎしり【東洋医学で考える】

東洋医学では「噛歯(ごうし)」と言います❗上下の歯をこすり合わせてギシギシ音をさせることです。◯タイプ別分類◯【外感風寒 タイプ】・悪寒とともに歯ぎしりする・発熱・頭痛・身体痛・汗をかかない【心胃火熱 タイプ】・睡眠中の歯ぎしりをする・喉が渇き、冷たい飲み物を好む・多食してお腹がよくすく・胸やけ、あるいは食べると嘔吐する・口臭がある・焦燥感【食滞 タイプ】・睡眠中の歯ぎしりをする・胸や腹がつかえて苦し...

“よだれ”が出る【東洋医学で考える】

口の角からよだれが出ることを、東洋医学では「口角流涎(こうかくりゅうえん)」と言います❗小児のよだれは「滞頤(たいい)」と言いますが、古典では“胃腸の冷え”がよだれを多くさせている。と記載されています。今回はそれも含めたものになります。◯タイプ別分類◯【風中経絡 タイプ】・顔面のしびれ・顔面神経麻痺・眼を閉じることが出来ない・風にあたるのを嫌がる・悪寒・涙が流れる・口角からよだれが出る【風痰 タイプ】・よ...